hetemlデバイスセキュリティオプション特約

本特約は、GMOペパボ株式会社(以下「当社」といいます)が提供する「heteml デバイスセキュリティ オプション」(以下「本オプション」といいます)の利用条件について定めるものです。本オプションの申込みをするお客様(以下「ユーザー」といいます)は、本特約に同意したものとみなします。


第1条【定義】
  1. 「heteml」とは、当社が「heteml」の名称で提供するレンタルサーバーサービス(理由の如何を問わずサービスの名称又は内容が変更された場合は、当該変更後のサービスを含みます。)をいいます。
  2. 「F-secure SAFE」とは、エフセキュア株式会社が提供するWindowsOS・MacOS・mobile向け統合セキュリティソフト「F-secure SAFE」(バージョンアップされたものを含む。)をいいます。
  3. 「ユーザー」とは、heteml利用規約に基づき正当にhetemlを利用されている方のうち、本オプションの利用申込をした方及び当社の承諾を得て利用をしている方をいいます。
第2条(約款等への同意)
  1. 本オプションは、hetemlの付加サービスです。本オプションを利用するときは、本特約のほか、heteml利用規約にも従うものとします。本オプションに関する事項で、本特約に規定されていない事項については、全てheteml利用規約が適用又は準用されるものとします。また、本特約の規定とheteml利用規約の規定が相反する場合には、本オプションの利用の範囲においては、本特約が優先して適用されるものとします。
  2. ユーザーは、F-secure SAFE(以下併せて「本ウイルス対策ソフト」といいます)の利用に関しエフセキュア株式会社が定める「F-SECURE(R)ライセンス約款」その他本ウイルス対策ソフトに関するマニュアル、ガイドラインその他の取り決め(以下総称して「エフセキュア約款等」といい、本特約及びheteml利用規約と併せて「約款等」といいます。)に同意したうえで、本オプションを申し込むものとします。
  3. 当社及びエフセキュア株式会社は、事前の告知やユーザーの承諾を得ることなく、約款等を変更することができるものとし、ユーザーは予めこれに同意するものとします。
  4. なお、理由の如何を問わずhetemlの利用契約が終了した場合であっても、第5条に定める本オプションの有効期間が満了するまでの間、本オプションの利用契約は継続するものとし、ユーザーは本約款等の定めに従うものとします。
第3条(本オプションの利用条件)
  1. 本オプションは、本特約に基づき本ウイルス対策ソフトをインストールして利用することのできるサービスです。なお、本オプションの詳細は、約款等及び当社がWebサイトにおいて別途定めるものとします。「F-secure SAFE」
    1. 簡単インストール&管理機能
    2. マルウェアプロテクション機能
    3. ブラウジングプロテクション機能
    4. バンキングプロテクション機能
    5. ファミリールール機能
    6. ファインダー(アンチセフト)機能
    7. プライバシープロテクション機能
    8. コールブロッカー機能
  2. 本オプションに関する全ての手続は、heteml利用規約に従い正当にhetemlの利用を行う権限を付与された方のみがこれを行うことができるものとします。
  3. 本ウイルス対策ソフトの動作環境、インストール条件及び設定方法その他の利用条件はエフセキュア約款に定めるところに従うものとします。
  4. 当社は、登録情報のうち、ユーザーの個人情報(生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)をいいます。)を本オプションの提供に必要な範囲内においてのみエフセキュア株式会社に対し提供することがあるものとし、ユーザーは、当社による当該個人情報の提供について承諾するものとします。
第4条(ライセンスキーの発行)
  1. ユーザーは、当社が指定する申込専用ページにおいて、所定の情報(以下「登録情報」といいます。)を入力の上、当社に対し、本オプションの利用を申請するものとします。
  2. 当社は、前項に基づく申請に対し、本オプションの利用を承諾するときは、本ウイルス対策ソフトの使用許諾の証として、各ユーザーに固有の配列を有する半角英数字およびその他の所定の文字によって構成される記号(以下、「ライセンスキー」といいます。)を発行するものとし、ライセンスキーの発行をもって本オプションの利用契約が成立するものとします。
  3. 当社は、エフセキュア株式会社から、ユーザーに関する追加情報の提出要求その他の連絡があった場合、当社はその旨をユーザーに通知するものとし、ユーザーは直ちに当該連絡に応じるものとします。
  4. ユーザーは、1ライセンスキーにつき、F-secure SAFEのみをPC端末にインストールすることができます。なお、F-secure SAFEについては、インストール可能なPC・mobile端末は5台又は10台のいずれかの上限を選択できるものとします。
第5条(本オプションの有効期間)
  1. 本オプションの有効期間は、ライセンスキー発行日から起算して、別途当社が定める有効期間のうち契約者が申し込み時に選択した期間とし、ユーザーが別途当社の定める日時までに所定の方法により更新拒絶の手続きを行わない場合には、利用契約は自動的に、最初の有効期間満了の日の次の日から、さらに同一期間(以下「更新期間」とし、最初の期間と更新期間を併せて「有効期間」とし、「有効期間」の末日を「有効期限日」といいます。)更新され、以降も同様とします。ただし、有効期限日以前において理由の如何を問わずhetemlの利用契約が終了した場合は、本オプションの利用契約は更新されず有効期限日をもって終了するものとします。なお、有効期間中における有効期間の変更は、別途当社が定める場合を除き、認められないものとします。
  2. 前項にもかかわらず、有効期限日の3日前までに利用料金の支払が確認できない場合には、当社は本オプションの利用契約の更新を拒絶し、ライセンスキーを失効させ、又は本オプションの提供を停止することができるものとします。
第6条(利用料金)
  1. ユーザーは、本オプションの利用の対価として、別途当社が本サービスを提供するウェブサイト上にて定める利用料金を当社の指定する期限及び方法により支払うものとします。
  2. 前項に従い当社に対し支払われた利用料金は、当社が特に必要と認めた場合又は当社の故意または重過失により本サービスの全ての利用ができなかった場合を除き、いかなる理由があっても返還を行わないものとします。
第7条(禁止事項)
ユーザーは、本ウイルス対策ソフトの利用にあたり以下の行為を行い又は行わせることはできないものとします。
  1. (1)本ウイルス対策ソフトの全部または一部を複製すること
  2. (2)当社又はエフセキュア株式会社の有する知的財産権表示や商標を削除すること
  3. (3)本ウイルス対策ソフトを第三者に、リース、レンタル、譲渡、引用、再許諾、再販売その他の方法で使用させること、あるいは不特定多数を対象とした商業的目的の陳列開示等の行為をなすこと
  4. (4)約款等に違反して本ウイルス対策ソフトをインストールし、使用すること
  5. (5)第三者に本ウイルス対策ソフトの複製を配付し、第三者に帰属するコンピュータに本ウイルス対策ソフトを電子送信し、又は第三者が本ウイルス対策ソフトを複製することを許可すること
  6. (6)本ウイルス対策ソフト又はその一部を変更、応用、翻訳、賃貸、リース、再販、配布したり、本ウイルス対策ソフトまたはその一部に基づいて派生的著作物を創作したりすること
  7. (7)本ウイルス対策ソフト、またはデータベース、ニュース、解説、アプリケーション間の通信その他関連するファイルを逆コンパイル、リバースエンジニアリング、逆アセンブル、その他人間が認知可能な形式への変換を実行すること
  8. (8)本ウイルス対策ソフトのインストールに関連するライセンスキーや認証情報を第三者に開示すること
  9. (9)自動更新エージェントコンポーネントを利用して、コンテンツを公開、配信、及び入手すること
第8条(ライセンスキーの管理)
  1. ユーザーは、ライセンスキーの保管、使用についての全責任をもつものとし、ライセンスキーを利用して行われた行為は、当該ライセンスキーを割り当てられたユーザーの行為とみなされることに同意するものとします。ユーザーによるライセンスキーの紛失、失念、漏洩、開示又はこれらを起因とする第三者の不正使用等から生じた損害については、当社は一切その責任を負わないものとします。
  2. ユーザーは、ライセンスキーの盗用、第三者による使用等の事実が判明した場合には、直ちにその旨を当社に通知するとともに、当社からの指示に従うものとします。
  3. 当社は、ユーザーに対し、ライセンスキーの使用等に関する確認のため、必要な資料の提出を求める場合があります。ユーザーは、当社から資料の提出を求められた場合には、速やかに指定された資料を提出するものとします。
第9条(本オプションの利用停止)
  1. 当社は、ユーザーが特約等に違反し、又はそのおそれがある場合、若しくはエフセキュア株式会社の判断により本ウイルス対策ソフトの使用許諾が取り消された場合には、当該ユーザーに対する本オプションの全部又は一部の利用を停止し、ライセンスキーを失効させ、又はhetemlの利用の全部又は一部を停止することができるものとします。
  2. 当社は、前項の措置の実施によってユーザー又は第三者に生じる結果及び損害について、利用料金の返金、損害賠償責任その他一切の責任を負わないものとします。
第10条(解約)
  1. ユーザーは、いつでも当社の定める方法に従い本オプションの利用契約を解約の申し入れを行うことができます。
  2. 前項に基づきユーザーが解約を申し入れた場合においても、解約を申し入れた時点における本オプションの有効期限日までの間、利用契約は継続し、当該月の利用料金が発生するものとします。
第11条(著作権等の権利の帰属)
  1. 本ウイルス対策ソフトに関する一切の著作権その他の知的財産権は、エフセキュア株式会社に帰属するものとします。
  2. 本契約に基づくユーザーに対する本ウイルス対策ソフトの提供は、ユーザーに本ウイルス対策ソフトの著作権および著作隣接権を含む知的財産権、その他一切の権利を譲渡するものではない。
第12条(保証の排除)
当社は、本ウイルス対策ソフトの内容のほか、エラーやバグ、論理的誤り、不具合、中断その他の瑕疵がないこと、信頼性、正確性、完全性、有効性について一切保証しないものとします。本ウイルス対策ソフトは、エフセキュア株式会社がその提供時において保有する状態でユーザーに提供するものであり、当社は、特定の目的への適合性、有用性(有益性)、権原および非侵害性について一切保証しません。
第13条(免責)
  1. 本オプションは、エフセキュア株式会社の都合によりサービスの提供が中断、終了又はサービス仕様が変更される場合があります。エフセキュア株式会社からサービスの提供の中断、終了又は変更にかかる通知を受領した場合、当社は、速やかにユーザーに通知するものとします。
  2. 当社は、前項に関しユーザーに発生した損害に対しては一切責任の負わないものとします。
第14条(紛争処理及び損害賠償)
  1. 当社は、本オプションの利用に関して、当社の故意又は重大な過失によりユーザーに損害が発生した場合には、当該ユーザーに対し、損害が発生した日の属する月の利用料金に相当する金額を上限として、損害賠償の責任を負うものとします。なお、当社は、ユーザーに対し、当該損害に関して利用料金等の返金をした場合には、返金額に相当する範囲において損害を賠償する義務を免れるものとします。
  2. ユーザーが、本特約に定める事項に違反したことにより、当社が損害を被った場合には、当社が当該ユーザーとの利用契約を解除したか否かに関わらず、当該ユーザーは当社に対して当該損害を賠償する責任を負うものとします。なお、当社が、ユーザーと第三者との紛争、その他ユーザーの責めに帰すべき事由に起因して費用(弁護士費用、証人費用、証拠収集費用及びその他の訴訟遂行上の合理的費用を含む)を負担することとなる場合、当社は、その費用を、現実に負担が生じる前であっても、損害の一部としてユーザーに請求することができるものとします。

(附則)本特約は、2020年1月21日より施行するものとします。
2022年1月11日 改定